季節は秋、寒くなる前に行っとかなきゃ!という事で押戸石の丘へレッツゴー!
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押戸石へのアクセス(行き方)
今回も熊本市方面から向かいます。
ミルクロードを通り国道212号を走っていると左手に看板がありました。
ここを左折します。左折先の道路はマゼノミステリーロード(農免道路)と言う名称の道です。
マゼノミステリーロードを1キロほど走ると押戸石橋があり左手に残り2キロの看板がありますのでそこを左折します。
残り2キロ看板から1キロほど走るとこの看板があります。
『お疲れ様でした』と書いてありますがまだ先です!笑
意地悪ですね(´・∀・`)笑
先へ進むと看板の左手にこの看板があります。
あと1.5キロですね…
ここからの道は非常に狭く砂利道の為、走行に注意してください。
場所によっては普通車の離合も厳しいところもあります。
正直マイクロバスの離合は厳しい様な…笑
砂利道にハンドルを取られ苦戦しましたが無事到着。
駐車場は受付の奥にあります。
砂利の駐車場で駐車料金は無料です。
また、駐車場奥にトイレがあります。
駐車場から押戸石の丘へ!
車から降り、受付に行くとおじさんがいました。
受付では押戸石の丘の見どころなどについて説明してくれます。
また、コンパスを無料で貸してもらえるので借りておいたほうがいいでしょう。
入場料金は1人200円、小・中学生は100円です。
受付を済ませ押戸石へ…
と、その前にこんな建物が!
500円‼︎格安で泊まれますね!笑
興味がある方は、是非!笑
遊歩道入口はこちらからです。
遊歩道から見える景色もとても綺麗です(´・∀・`)
遊歩道を歩く事約7分、丘の登り口に到着。
ここから丘を登ります。
登りきると押戸石巨石群です。
太古のパワーを感じられる巨石群
押戸石の丘巨石群には不思議な文字が刻まれています。その文字はシューメール文字(ペトログラフ)である事が確認されています。
また、巨石群は人工的に配置されているようで、巨石文化遺跡である事が、ユネスコ岩石芸術学会をはじめ、アメリカやカナダの岩石芸術学会などの国際学会で認証されています。
シュメール文字が刻まれている『鏡石』
鏡石に刻まれているシュメール文字は蛇神と雄牛を表す文字だと言われています。
また、押戸石の丘は南小国の中原(なかばる)にあり、蛇神は(ナーガ)聖牛は(バール)と読むことから中原という地名はシュメール文字の名残だと言われています。
中原の読み方が、『なかはら』ではなく『なかばる』なのは古い信仰の名残みたいですね。
古くから時を刻む『はさみ石』
約2メートルほどの大きな石が2つ並んでいます。
この石の隙間からは夏至に太陽が登り、冬至に太陽が沈むことから、はさみ石は古くから日時計として使われていたと言われています。
また、嘘つきは隙間を通ると挟まれると言う言い伝えも残っています。
大きな椅子のような形をしている『祭壇石』
夏至と冬至の太陽が昇る線上にあると言われいる祭壇石。
この石は神事の際に、お供え物を置くために使用されていたと考えられています。
大きな椅子みたいな形をしていまるので、写真撮影にオススメです。
コンパス狂わせな『押戸石』
押戸石巨石群の中心にあり、丘の象徴にもなっている押戸石。
高さは約5.5メートル、周囲15.3メートルある大きな石です。
この石の周囲ではコンパスを近づけると、ぐるっと回ってしまうなんとも不思議な石です。
また、『石に登ると雨が降る』という言い伝えや、『鬼のお手玉』といわれて、古くから信仰されています。
不思議な光景『火砕流台地』
石もすごいですが、小高い丘から見える景色は遮るものがなく360℃見渡せます。
大分の九重連山や、阿蘇五岳もみえるスポットです。
景色を眺めて気付いたのですが…
山がデコボコしてるヽ(*゚∀゚*)ノ
周囲の山肌がデコボコになっているなんとも不思議な景色です。
山肌がデコボコになっている原因は、阿蘇カルデラが出来た時の噴火で、火山灰や、軽石などを高さ数十キロまで吹き上げました。
その吹き上げた火山灰などが後に地上に落ち『火砕流』となり、山を猛スピードで流れ、九州北部一帯に広がったと言われています。
厚く堆積した火砕流は、長い時間をかけて徐々に侵食が進み、今のなめらかな波打つ台地を作ったとされています。
山が波打っている様な光景は中々ない絶景です。
デコボコしてるだけなんですが凄い感動しました!
写真じゃ分かりづらいと思います。是非行って見て下さい。
他にもこんな写真が撮れました!
また、丘から降りるときは来た時と別ルートで受付前まで降りていけます。
押戸石の先に少し細い道があり、そこを通ると受付前までショートカットできます。
まとめ
南小国の人気のパワースポット押戸石の丘。
今回は夕方に行きました。
夕日と景色が綺麗でとても良かったです。
冬至の季節になると、はさみ石の間に夕陽が沈んでいきます。
ですが、暗くなるのが早く、街灯が無いのでお気をつけ下さい。
また、側溝が見えずらく危ないです。
帰り道は砂利道を下る為、ハンドルを取られやすく、カーブも多いです。
訪れる際は、早めの時間に訪れることをオススメします。
アクセス
阿蘇郡南小国町中原511
駐車場
無料
車50台ほど
営業時間
9:00〜17:00
定休日なし
入場料金
大人200円 小・中学生100円
お問い合わせ
NPO 法人押戸石の丘 南小国町観光協会
Tel:0967-42-1444