便利に車中泊?新しい旅の形【車泊】がスタート

キャンピングカーと夜景

最近テレビなどのアウトドアレジャーの特集でグランピングという言葉をよく耳にしますよね。

グランピングとは『グラマラス/Glamorous(魅力的な)とキャンピング/Camping(キャンプ)』を組み合わせた造語で、キャンプ道具や食材を持参せず、食事の準備や泊まる所の設営などは一切不要で、自然の中でホテル並みの豪華で快適なキャンプが出来る新しいキャンプスタイルのことをグランピングと呼びます。

手軽にアウトドアレジャーを楽しめ、最近は人気も高まりつつあります。
そんな中2017年11月1日から、熊本県・長崎県の7つの地域で『車泊(くるまはく)』が始まりました。

今回紹介する車泊(くるまはく)はグランピングのように気軽にレジャーを楽しめる新しい旅の形です。

車中泊とは違う?車泊(くるまはく)とは

赤い車

車泊は、九州各地の観光振興を目的として『九州周遊観光活性化コンソーシアム』が、総務省『IoTサービス創出支援事業』から委託を受けて実施している「シェアリングエコノミー型九州周遊観光サービスモデル事業」。
この事業は道の駅などで不稼働時間帯の駐車場などに車中泊が可能になるルール整備と、車泊の予約後に表示されるQRコードで使用できる無人運用可能な電源提供型の駐車管理システムを導入している実証事業です。

車泊の特徴

キャンピングカーと夜景

基本の『車に泊まる』というのは同じですが、車泊では通常の車中泊と違い、車中泊するためのスペースを予約できるので場所の心配が要らず、給電装置が備え付けてあるので普通車やキャンピングカーを使って車中泊をしながら、家電製品などを使えるので気軽にアウトドアを楽しむことができます。
また、地域によってはテントなどのアウトドア用品や家電製品のレンタルサービスなどもあるので気軽に手ぶらで楽しめます。
車泊ができる場所は近くには温泉施設、24時間利用可能なトイレがあります。

車泊の魅力

事前に車泊予約を「軒先パーキング」で予約をし、現地の駐車スペースにある給電装置に予約した際に発行されたQRコードをかざすことで、電気を屋外で電気が利用することができます。
近くのスーパーなどで食材などを購入すれば電気が使えるので、屋外で暖をとりながら焼肉、鍋などを食べたりも出来て、いつもと違うアウトドアを楽しめます。

車泊ができる地域

夜空

1.道の駅「きくすい」
熊本県玉名郡和水町江田455

2.はな阿蘇美
熊本県阿蘇市小里781

3.道の駅「あそ望の郷くぎの」
熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石2807番地

4.道の駅「子守唄の里 五木」
熊本県球磨郡五木村甲2672番地の54

5.道の駅「錦」
熊本県球磨郡錦町大字一武1544番地1

6.川棚「くじゃく荘」
長崎県東彼杵郡川棚町小串郷272

7.島原城
長崎県島原市城内1-1183-1

車泊をするにあたって気をつけること

注意イメージ

1.長時間エンジンをかけっぱなしにしない

冬や夏などは特にエアコンを使用する為エンジンをかけたままにする事も多いかと思います。
ですが、エンジンをかけたままにしていると騒音で近所迷惑になることがあり、排気ガスが原因でのトラブルが起こる危険がある為、なるべく長時間エンジンをかけ続けないように心がけて周辺地域の方に迷惑にならないよう気をつけましょう。

2.貴重品の管理をしよう

宿泊先となる道の駅などの駐車場は、多くの方が利用されます。
車上荒らしなどが発生する可能性があるので、なるべく貴重品は身につけて行動しましょう。車から降りる時、車内で寝る時は車の鍵のロックを忘れずに。

3.あまり騒がないようにしましょう

道の駅などでは他の方が仮眠や、車中泊をしている方が多いと思います。
夜遅くまで起きて騒いでいると、他の利用者への迷惑になります。

まとめ

私は、低予算で旅を楽しみたい時などはよく車中泊をします。ですが、道の駅などでも車中泊を禁止する場所もあったりするので、泊まる場所が予約できると便利ですよね♪
車泊では他にもシーカヤックなどが出来る地域体験なども予約出来ます。
最低限のマナーは守り楽しく過ごしましょう♪

予約、その他詳細はこちら九州周遊観光ポータル|車泊